2011年05月26日
交展:土屋晃一
紀元前4〜5世紀頃
中国で麻布に漆液を浸して形を作ることが行われ
仏教伝来と共に渡来した技法が乾漆です。
漆を使った従来のものづくりから離れた
自由な形で、使いやすいものが出来ないかと挑戦が始まりました。
形を作るのに使う素材は幅広く、麻布、綿布、その他植物繊維、
挽き粉、経木、へぎ竹、紙、紙ヒモ等で
思い思いの形にまとめ、下塗り中塗りをして仕上げます。
乾漆技法はまだ広く知られていない無限なものづくりの世界へ誘い込みます。
土屋晃一
1956年静岡大学教育学部卒。1958年静岡県工業試験場勤務。
1964年通商産業省海外デザイン研究員として英王立芸術大学院大学修了(短期コース)
1967〜1992年静岡大学教育学部非常勤講師。
1982年静岡県工業試験場退職。
(有)土屋デザイン事務所設立。2003年クラフト野志本ギャラリー古農家工房(こ〜ち)主宰。
国内外家具デザインコンクール、その他展示会等入賞、入選。
委嘱等各種デザイン開発の講師指名デザイナー日本インテリアデザイナー協会・会員。
日本クラフトデザイン協会・会員。日本工芸会・会員。
インテリアプランナー。静岡県経営支援アドバイザー。
Posted by DS at 00:21
│参加デザイナー